CHECK! 「火災保険で給付金がもらえる」にご用心!

「火災保険で給付金がもらえる」というリフォームサービス等のトラブル にご用心!
最近、火災保険の申請についてご相談をいただくことが増えてきました。住宅リフォーム会社の人が突然訪問してきたり、電話で火災保険の申請について勧誘されたりしているとのこと。
「古い家だと、火災保険の給付対象になることが多いから、と言われたが本当か?」「無料診断で火災保険の申請を依頼したが、修理費よりコンサルタント料を多く請求されそう」そんなご質問やご相談をいただいています。
この話、とっても危険です!!
火災保険に限った話ではありませんが、 保険の申請は完全無料 老朽化による損壊は補償対象外 です。実際にインターネット上やチラシなどで宣伝している内容について、ご説明します。

POINT① ほんと!?「古い家なら火災保険がだいたい給付されます」

●台風や衝突などによる被害であれば、築年数関係なく保険補償対象。
●「古い」から壊れてしまった=老朽化が原因であれば補償対象外。
● 老朽化が原因のものを、別の理由を無理やりつけて申請をすると、補償対象とならないどころか虚偽の申告を行ったとして、保険金詐欺に加担してしまう可能性があります。また、鑑定人が「虚偽の申請」と判断した場合、通常無料の鑑定料が請求されることも。

「修繕部分の理由の裏付けをします」という業者の言葉、本当に大丈夫ですか?

POINT② ほんと!?「申請可能か無料診断。成功報酬でしか費用はかかりません」「1件につき100万円以上の給付金実績多数」

●申請可能かどうかは、どの保険会社・代理店も無料で診断できます。
●保険申請は費用を一切かけずにできます。
●補償対象となれば、作業費含めた費用が全て支払い対象となります。
● 支給された保険金(=修理見積額)から手数料を支払ってしまったら、修理費用が足りなくなってしまいます。もし、修理見積額が100万円で保険金が100万円支払われた場合、成功報酬としての手数料を払うと修理費が足りなくなります。
普通に保険会社や代理店に相談したら、一切費用はかかりません。

POINT③ ほんと!?「申請書の書き方を丁寧に説明します」

● 手数料など支払わなくても、保険代理店・保険会社はご不明点を丁寧に説明します。
本紙でも何度か紹介している火災保険。火事被害だけでなく、台風などの自然災害や突発的な事故での損壊でも補償の対象となります。また、その場で損壊に気づかなくても後日補償対象となる根拠がわかればお支払いができます。
そして……

保険の請求には一切手数料はかかりませんし、根拠不明や老朽化による損壊は補償対象とはなりません!

気になるところがあれば、必ず加入先の保険会社または保険代理店にお問合せください。
補償対象かどうかを診断し、保険請求の仕方を丁寧に「無料」で教えてくれます。そして、保険の請求は契約者本人が行ってください。国民生活センターへのこうしたトラブルに関する相談件数がここ数年急増しているそうです。
あれ?と思ったり、気になることがあればいつでもご相談くださいね。

消費者庁HPに掲載されているトラブル例

  • 契約を断っているのに、工事が実質無料と強調してしつこく勧誘をされた。
  • 台風や地震等の被害を無償で調査すると持ち掛け、調査後に家屋損傷を指摘し、修理の必要がないにも関わらず「修繕が必要」と言われた。
  • 来訪した業者に修理の保険金請求を依頼したが、修理を取りやめたところ違約金を請求された。


詳しい話を聞きたい!気になったこと!など
「みぞぐち商会」までご連絡お待ちしています♪