CHECK! 資産運用の必要性

どうして今資産運用が騒がれているのか?
本誌 25 号(2022 年夏の号)でもご紹介した「資産運用」。
政府も資産倍増計画として iDeCoやNISAなどの施策を行ったり、学校の授業に資産運用を組み込んだりしています。確かに資産が増えることは嬉しいし、正直、年金だってこの先どうなるかわからない。でも、ホントに銀行でコツコツ貯めていくだけではダメなの?

POINT① 知らない間に資産は減っている?!

続く円安で物価が上がってきているのは周知のこと。今年はなんと2万品目以上の値上げがされています。
これだけ多くの値上げがされると、さすがにニュースにもなり、わたし達も意識をします。でも、当然ながら値上げは今年に始まったわけではないのです。
給与が上がれば人件費も上がり、連動してコストも上がるのは当然。それは日本だけでなく海外も同じです。材料も手間も全てのコストが上がるため、物価も上がってくるわけです。
これまで、物価上昇についてそこまで大きく取り上げられなかったのは、給与水準と物価の上昇率が比較的同じくらいであったからなのです。ただ、企業努力によってなんとか上昇率を抑えられていた物価も、ここにきてやはり限界となり大々的にニュースになるほどに多くのものが上昇したわけです。例えば、自動販売機で売られているコーラ。今から約40年前の1983年には100円で売られていました。
消費税が89年に導入されても価格は据え置かれたものの、92年には原材料費高騰で110円に値上げ。さらに97年の消費税増税の翌年には120円に。2014年の消費税増税では130円。ここ最近は160円。そして10月出荷以降はさらに値上げされ、180円にもなると噂されています。
コーラを例にとると40年前から物価は80%も上昇していて、40年前から大切に取って置いた100円では、もうコーラは買うことはできず、友達の分もと思って取っておいた100円を足しても、今となってはぎりぎり1本しか買えないわけです。それはお金の価値が下がっているのと同じこと。
今回の例では、45%減。つまり、当時の1000万円が今の550万円相当の価値しかなくなっているということなのです。資産(現金)をそのまま持ち続けているだけでは、使わなくても減ってしまっている、というわけなのです。

POINT② ただ貯めるだけでは間に合わない

昭和の時代、銀行金利は年利約6%。ただ預けているだけで、時間が経てば資産は増えていきました。でも、今の銀行金利は0.001%。これでは人生全てかけてもほとんど増えず、物価上昇によってどんどん価値が減っていく一方なのです。
「老後2000万円」と言われるけれども、老後と呼ばれる年齢になるまであと何年ありますか?その歳まで近い方は、2000万円が間に合うのか、遠い方は実際2000万円貯めたとして、物価上昇で結局2000万円では足りなくならないのか、そんな心配がありますよね。

POINT③ だからこそ資産運用

老後になぜ2000万円必要なのか。「老後」と呼ばれる時点で一度に2000万円必要なわけではありません。「老後」と呼ばれる期間は年金以外ほとんど収入がないため、しっかり生活していくためにも準備しておきましょう。という意味なのです。
つまり、その期間中に継続して資産があれば、その時点に全額準備ができていなくても何の問題もないわけです。
そして、運用をし続けていれば物価が上昇してもそれに対応することができるわけです。そして、資産運用は「老後」期間に限った話ではありません。子どもの教育資金、住宅ローンといった「人生三大資金」と呼ばれるものにも当然ながら助けになるわけです。

投資のイメージ

POINT④ 資産運用は期間が大事

資産運用とは、お金を預貯金に眠らせたままにしておくのではなく、そのお金を元手にして増やすこと。
自分のお金に働いてもらうことなのです。代表的なものにiDeCoやNISAなどの投資信託で運用するものがあります。前にもお伝えしましたが、資産運用は時間(期間)を長くかけることで効果を発揮します。
いつまでにどのくらい資産が必要なのかはそれぞれ違い、またそれぞれにあった運用方法があります。まずは現状を知り、すぐに行動に移すことで気持ちに余裕を持った生活を送りたいですね。

みぞぐち商会でもiDeCoや変額保険という投資信託運用の商品を多数取り扱っております。
また、運用しながら三大疾病の保障や死亡保障をつけられるものもあります。将来の資産形成に向けた相談も承っておりますので、これを機に「お金が減らない将来」を作っていきましょう!



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