CHECK! 意外と知らない「自動車保険」
自動車保険にはたくさんの補償やサポートがあった!!
保険といえばすぐに思いつくのが「自動車保険」。
その名のとおり自動車を運転する人が加入する保険です。
CMなどでも流れているように、自動車事故にあった時にとっても頼りになる保険です。
今回は、具体的にはどんな補償があるのか、オプションで付けられるものにはどのようなものがあるのか、改めてお伝えします。

自動車保険とは
自動車保険といえば、自動車事故が起きた時に相手と自分への補償をしてくれるもの、ですよね。
「対人・対物」とよく言われるように、事故相手の身体に対しての補償とモノに対しての賠償保険が基本の補償です。そこによく任意で付加されるのが、人身傷害と車両保険。人身傷害は自分や乗車中の人がケガ等をしてしまった場合の治療費や一時金が払われる補償。車両保険は自分の車(契約車)が傷ついてしまった時に修理代などが出る保険です。
じつは車両保険では事故の時だけではなく、台風被害やいたずら被害なども補償されます。
大きく分けて、この4つが自動車保険の基本中の基本。また、上記内容だけでなく多くの保険会社が基本セットで補償を追加していることがあります。事故で入院した際のホームヘルパーやベビーシッター代、差額ベッド代なども支払われることがあります。
ロードサービス費用補償
自動付帯されていることがほとんどで、レッカー牽引・搬送、バッテリー上がり、パンクによるスペアタイヤへの交換、修理後に自宅へ搬送する費用等を負担します。
日常生活賠償
日常生活で起きた、自動車事故以外の賠償事故を補償。なんと国内での事故なら示談交渉までやってくれます。
「自転車で歩行者とぶつかってケガをさせてしまった」「買い物中に商品を傷つけてしまった」……。そんな時もしっかり補償してくれます。
傷害保険の範囲拡張
人身傷害の「契約車乗車中でのケガ」に特約をつけることで補償範囲が各段に広がります。
最近は、自転車保険加入を努力義務としている自治体も多くなりました。自転車保険というのは自転車乗車中の第三者への賠償責任や自身の傷害を補償する保険のこと。ご紹介した特約をつけることで自転車保険で必要な補償がされるだけでなく、自転車乗車中に限らず広範囲の補償、また対象者は同居の家族全員とお得です。
また、保険会社から貸与されるドライブレコーダーや専用機器を車に取り付けることにより、事故発生時に速やかに位置情報や画像を保険会社と共有することができたり、安全運転スコアを判定してもらい保険料割引に使用するなどの特約もあります。なかには有料のナビゲーションアプリが使えちゃう!というものも。
単発でアプリを契約するより安く利用でき、他のサービスまで付加されるというなんとも嬉しいお話です。


自動車はテクノロジーの発展にともない、年々便利になってきています。ところがその分修理費などが高くなるため、自動車保険料も高くなっています。それでも万が一を思うと、入らないという選択肢は選びにくいものです。
加入するのであれば、しっかり内容を知って上手に活用したいですね。でも、保険を使うと次の年の保険料が高くなるのでは?とご心配もあるかと思います。
実は、「対人」「対物」とご自身の「車両保険」を使わなければ、他の特約等は使っても保険料には影響しない、ということもお伝えしておきますね。
安全運転を心がけて楽しいドライブライフを送ってください。