この人に会いたい!
インタビュー

ニチオン社長本田宏志

ニチオン社長
本田宏志さん

船橋市に本社を置く株式会社ニチオンの代表取締役社長、本田宏志さんです。
「モノづくり」を大切にし、音叉では TV 番組「和風総本家」でも取り上げられた、医療機器の分野で未来をつくる同社のトップがいま、なにをお考えなのか、伺ってきました。

医療の世界はいまどういう状況ですか?

世界の多くの先進国は、社会保障費の増加に伴いヘルスケアシステムの見直しという課介護の成長が重要なポジションを占めてくるといっても過言ではないでしょう。
日本ではいかに医療現場がミスをしないかという、医療の質・安全が重要視されていますが、欧米では患者の権利として、医療を受ける側の安心・安全を中心に考えられてきています(ペーシェントセーフティ)。今後は日本も欧米と同じように、それぞれの患者にとって価値のある医療を提供することが大切です。
日本の病院の数は世界一で、医療機器市場としては世界 3 番目です。今まで欧米で研究開発された機器や材料が日本へ優先的に導入されてきました。これらは決して日本人の治療のために開発されたものではないのです。薬も欧米人と日本人では異なるのと同じで、医療機器も日本ならではの課題を改善・改良しながら解決していくことが求められます

トップとして、本田さんがいま考えていることは?

会社のモットーである『モノづくり』は、『人づくり』です。
大学病院であろうとクリニックであろうと、『人』が重要です。わたし達は医師や看護師と医療現場での製品研究や運用評価を通して育ててもらっています。医療関係の方々と現場の課題を『見つける』こと、そしてその先を『考える』ことは『人』であり、その『人』がどう動くのかで決まってくるのです。

これから先、目指していくものは?

TNCに出会い、これまでと違ったアプローチで自分の体が変わっていくことを実感し、現在は腰痛などは全くなく、プライベートもとても楽しく過ごせています。体の不調を感じているけれど、なかなか改善できなくて困っている方も多くいると思います。もっと体の能力を上げたい方もいると思います。そんな方の一人でも多くに、わたしが味わった感動を伝えていきたい、サポートしていきたい、と思っています。

中学時代に近所の大学生に誘われ波乗り通いをはじめた本田さん、マリンスポーツに興味を持ち、22才でオーストラリアへ留学。
大学では学業よりビジネスにのめり込み、日本のゲームを販売したり、オーストラリアでは廃棄されるアワビを日本の商社に卸したり。こうした経験を通じ、自身が「アジア人」であるということを強く認識。
帰国後、医療関係の販社で病院について理解を深め外資系企業を経て、現在のニチオンに入社。研修旅行では、レンタカーで欧州各国の医療現場を視察。さらに渡米し、NASAで最先端の医療機器に触れる。


2016/08/25発行

インタビュアー: もりあやこ

応接室に入ると壁一面の大きな世界地図!グローバルな視野でさまざまなことを捉えていらっしゃることが感じられました。
また、笑顔のなかに時折見せる、強い意志をまとった視線が印象的でした。



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