加圧トレーニングとは？
専用のベルトで体の一部を締めて加圧し、血流量を制限して行うことで運動効率を上げるトレーニング法

俳優からの転身

小学生のキャンプで演じた劇が大ウケしたのをきっかけに俳優に憧れるようになりました。しかし、義父に反対され続け高校卒業とともに実家を飛び出し劇団へ入団。
プロダクションに所属し、舞台を中心にTV、CM、映画にも出演しました。そして32 歳で今の仕事であるトレーナーに転身しました。

「演じる側」から「育成する側」に転身を決めた気持ちの変化は？

ずばり「風呂に入れるから」です（笑）。
当時の私は貧乏劇団員。家賃４万の風呂なしアパート。ある日「フィットネスクラブスタッフ募集！施設使い放題！」という記事を見て「お風呂！」と思い、歓喜して応募。その仕事をするなかでお客様の変化を目の当たりにし、感謝される素晴らしい仕事であることに魅力を感じて14年続けた俳優からトレーナーに転身。
中でも俳優の立ち姿を美しくするためにピラティスを提供したいと考えるようになりました。

ピラティスの話が出ましたが、加圧トレーニングもやってらっしゃいますよね？

尊敬していた先輩が加圧スタジオを始めるということで、わたしも資格を取得しました。アンチエイジングとダイエットにとても効果があるので、「広めていきたい！」と強く思いました。

【激太りからのダイエット】
現在はとても素敵なスタイルの庄さん。実は激太りした時期があったとか？

貧乏劇団員だったときは肥満とは無縁の生活でした。しかし、トレーナーを始めてからは、食事の時間が不規則な多忙な日々。
移動しながら短時間で食べられるものと言えば、そう、おにぎりとスイーツです。あっという間に太りました。さすがにこのままではマズい！と、後輩とダイエット勝負を決行。「７週間で少しでも多くやせたほうが勝ち。負けたら焼肉をおごる」という程度のゲームでしたが、今思えばこれが良かった。「誰かと一緒に」「期限を決めて」「ご褒美と罰ゲームがある」。
この３点が偶然コーチングの要素になっていたわけです。そして、結果は……。7週間で13キロのダイエットに成功。やったことは、食事のコントロール、週３回の有酸素運動と筋トレです。食事の時間を決めると、様々なホルモンが食事時間に向かって分泌され食後の満足度が高まるんです。もしお腹が減ったら「いま脂肪がエネルギーに変わってやせつつある」と自分に言い聞かせることです。
実際に空腹時は体内で脂肪と体タンパクを分解しエネルギーをつくっているのでやせていくんです。

免疫を高めるためのコツは？

適度な筋力トレーニングで免疫力を向上させましょう。1日10 分の運動でOKです。ウォーキングはおすすめです。急いで駅に向かうときくらいの速度がいいです。

「命を守るための運動」を全国に広めたい
「命を守るための運動」とは？

私は大切な人を亡くした経験があります。62歳という若さで他界した母は全く運動をしませんでした。
もし彼女が運動をしていたら、ちょっとした段差でつまずき転倒し、頭を打ちつけることはなかったと思います。運動は私たちの命を守ります。1日5 分だけでもいいから何か運動をしてください。運命とは文字通り「命を運ぶ」と書きます。
命を運ぶためには動くしかありません。生きて運命を動かす行為が運動です。今日から身体を動かしましょう。

加圧スタジオ B-holic（ビーホリック）
http://www.b-holic.net/motoyawata/sp/
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サンライズ本八幡201号室
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2020/6/25発行