この人に会いたい!
インタビュー

有限会社ラスコーにしざわ・あきらさん

有限会社ラスコー
代表
にしざわ・あきらさん

「趣味は気球です…!?気がつけば40年」
今号で30号を迎える「保」。本紙制作にあたり、お世話になっているラスコーの西澤明さんにお話をうかがいました。
西澤さんはお仕事をする傍ら、一般社団法人日本気球連盟の役員としてみずからも気球に乗って競技会などに参加されています。

気球との出会いは?

「気球研究会」という怪しげな名の同好会に勧誘されたことがそもそもの始まり。
理系の学生が設計した自作気球で北関東の空を飛行していました。その感動、楽しさから離れることができず、卒業後も気の合った仲間とチームを組んで飛び続けています。
気球には大きく分けて3つの楽しみ方があります。
1つは「競技フライト」。
指定されたポイントにどれだけ近づけるかを競うもの。気球には自動車のようなハンドルがなく行き先はすべて風まかせ。浮力を得るためのバーナーを焚いたり止めたりするのが操作法。
地上にいるとわかりませんが、風の向きや速さは高度によって違うので、バーナーを操作しながら行きたい方向に吹いている風に乗るのです。
もう1つは「アドベンチャーフライト」。
その名のとおり冒険的な要素が強く、山岳地帯を飛んだり島から島、島から陸など海の上を飛行するものです。
そして3つ目は「フリーフライト」。
家族や友人と気ままに空の散歩を楽しむ、レジャー的な飛行です。

週末は大会に向けて練習飛行

【薄雲に気球の影がうつるブロッケン現象】

週末は大会に向けて練習飛行

【大観衆の声援にテンションがあがる、佐賀大会の一斉離陸】

週末は大会に向けて練習飛行

気球にはヘリウムなど空気より軽いガスを詰めて飛ぶ「ガス気球」と、プロパンガスを燃やして浮力を得る「熱気球」の大きく分けて2つのタイプがあります。私が乗っているのは熱気球。
シーズン中には大会も多く開催され、わたしのチームも出場しています。
この夏は北海道の上士幌という町で開催された大会に出場してきました。また10月からは、岩手県、佐賀県、栃木県と連戦です。そのためには練習が必要なので、月に2、3回は仲間を集めて飛んでいます。
でも、気球は天候に左右されることが多く、雨が降ったり風が強かったりするとキャンセル。いまは天気予報が進歩したので無駄足になることは少なくなりましたが、それでもやっぱり飛べるチャンスを逃さないよう、週末はフライトエリアに向かってしまいます。
安全に飛行するには、地上クルーからのサポートがとても重要なので、チーム内では役割を決めて協力し合って飛んでいます。ちなみに妻もパイロット。日本選手権大会の、その年の新人パイロットで競う部門でトップを取った腕前で、私よりずっといいセンスしています。いまは長女が熱心に気球にきてくれるので、いずれは家族チームで大会に出たいですね。

お仕事はいったい

仕事は、書籍の編集や印刷物のデザインなどをしています。大学卒業後に出版社に就職し、知識や技術を身につけて、約20年前に有限会社ラスコーを起業。ラスコーでは文章から画像の編集や校正などワンストップで制作できる体制をとっていますので、「保」のようなニュースレターからポスターや書籍など幅広く対応しています。

にしざわ・あきら

にしざわ・あきら
1963年生まれ。
専門書出版社勤務を経て、有限会社ラスコー設立。書籍などのほか、ラジオ台本やYouTube動画制作なども手掛ける


2023/9/15発行

インタビュアー: もりあやこ

「保」を発行しようと決めた際に、どんな中身にするのか、どんな構成にしていくのか。本当に一から相談に乗っていただき、今の「保」があります。
わたしのつたない文章も、西澤さんの手にかかると、とっても読みやすい伝わりやすいものに代わり、イメージのみでお願いしたものが、イメージ以上の形になって返ってくる。実は毎回、編集後の「保」元原稿が戻ってくるのをすごく楽しみにしているんです♪



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